にんべん国産鰹節粉末使用極鰹だし極鰹だし小海老天そば（サンヨー食品）

にんべん国産鰹節粉末使用極鰹だし極鰹だし小海老天そば（サンヨー食品）は、鰹だしの風味豊かなつゆが特徴の小海老天そばです。カップ麺としてはお湯を入れて3分別添スープなしのシンプルでオーソドックスな作り方。そば独自の食感が楽しめます。

にんべん国産鰹節とはなんだ
作ってみました
栄養成分と原材料
まとめ

にんべん国産鰹節とはなんだ

サンヨー食品のカップ麺でありながら、「にんべん」という他社の名称が商品名に入ったコラボ商品であるのが、にんべん国産鰹節粉末使用極鰹だし極鰹だし小海老天そば（サンヨー食品）です。

そばのおいしさを決める大きなポイントは、鰹節で出汁をとったつゆです。

その鰹節に、にんべんのかつお節を使っているというわけです。

そもそも鰹節とは、頭をとって胴体を3枚おろしにしたカツオを茹で、燻してカツオブシカビで発酵・乾燥させ、カビがついた節を日に干したものです。

かつおの可食部だけでつくられる正真正銘の自然食品であり健康食品です。

可食部だけなので、栄養素の密度が濃い。

かつお節のたんぱく質は77％ですが、カツオ生肉で25％といわれています。

かつお節には約100種類の旨味・香味成分があるとされているので、「だし」の使用はもちろん有名ですが、それだけでなく食べることも大いに奨励されています。

ごはんに鰹節と醤油をかけて、ねこまんまとして食べたことはありませんか。

あれは、栄養素を考えると決して馬鹿にはできないのです。

その鰹節の製造販売でおなじみなのが、にんべんです。

公式サイトによると、にんべんを創業した初代の髙津伊兵衛が鰹節と干魚類の商いを始めたのが元禄12年（1699）。

同社では、この年をにんべん創業の年としているそうですが、創業以来321年、現社長は13代目ということになります。

これだけの長い間、鰹節ひとすじなら、もちろん画期的な技術開発もあります。

たとえば、鰹節を作るときに使うカビは、かつては建物や室に住み着いたカビを自然に付着させ製造していましたが、それでは菌の種類は様々で鰹節の香りや味にばらつきが生まれるため、にんべんでは「鰹節カビ」を選定し、安全性が確認されたこのカビを節に植菌して、品質の高い枯節（カビを付けた鰹節）を安定して作れるようになったといいます。

ということで、にんべん国産鰹節粉末使用極鰹だし極鰹だし小海老天そば。さっそくいただいてみましょう。

作ってみました

にんべん国産鰹節粉末使用極鰹だし極鰹だし小海老天そばは193円。

鰹だしの風味豊かなつゆが特徴の小海老天そば、を標榜しています。

パッケージは小豆色に近い赤。

サンヨー食品／創業三〇〇余年の鰹節専門店／にんべん国産鰹節粉末使用／極鰹だし／小海老天そば、と記載されています。

側面には、「創業三〇〇余年／東京・日本橋の鰹節専門店／「にんべん」の国産鰹節粉末を使用し／だしの旨味を最大限活かした／奥深い味わいをご堪能ください」とのコピーが。

作るのはかんたんです。

中身は、すでに麺の上に具材がかかっており、別添のスープはありません。

そして、熱湯を注いで3分。シンプルでオーソドックスなカップ麺です。

手軽にいただけるのがいいですね。

できあがり。

そばは、挽きぐるみそばの特徴が十分に引き出されたつるつるシコシコ食感です。

つゆは、これまでの日本そばでは見られなかった新機軸です。

「にんべん」の鰹節粉末とともに、鯖や昆布、煮干しなどそばつゆの出汁づくりで使われる材料が加えられています。

商品名に入るだけあり、とにかく、鰹節を感じるつゆは最大の特徴です。

削り粉がはっきりわかり、出汁がしっかりしています。

おいしくて、つい、もう一口、もう一口、と、いただきたくなってしまいます。

具材は、小えび天、かまぼこ、ねぎです。

栄養成分と原材料

にんべん国産鰹節粉末使用極鰹だし極鰹だし小海老天そば（サンヨー食品）の栄養成分は、1食（67g）あたり、熱量283kcal、たんぱく質8.9g、脂質9.7g、炭水化物39.9g、食塩相当量（全体）5.1g、食塩相当量（めん・かやく）1.4g、食塩相当量（スープ）3.7g、ビタミンB10.33mg、ビタミンB20.59mg、カルシウム228mgです。

にんべん国産鰹節粉末使用極鰹だし極鰹だし小海老天そば（サンヨー食品）の原材料は、原材料:油揚げめん（小麦粉（国内製造）、植物油脂、でん粉、しょうゆ、食塩、チキンエキス、たん白加水分解物）、かやく（味付卵、かまぼこ、味付えび、ねぎ）、スープ（食塩、魚介エキス、ビーフエキス、野菜粉末、香辛料、チキンエキス、しょうゆ）/調味料（アミノ酸等）、炭酸カルシウム、加工でん粉、かんすい、増粘多糖類、酸味料、酸化防止剤（ビタミンE）、カラメル色素、カロチン色素、ビタミンB2、ベニコウジ色素、パプリカ色素、ビタミンB1、（一部にえび・小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む）などとなっています。