純正らーめん(桜井食品)は、無かんすいの麺に揚げ油には植物油を使用。動物性原料を一切使用していない素朴な味が楽しめます。いま注目のキーワードといわれているビーガン仕様の作り方でかんすいも使わず、シンプルですがヘルシーな一品です。
ビーガン仕様とはなんだ
純正らーめん(桜井食品)は、動物性原料および化学調味料一切不使用で、「ビーガン仕様」といわれてSNSでは人気商品の一つです。
この頃のお気に入り、桜井食品の「純正ラーメン」。動物性材料不使用のヴィーガン仕様で優しい味です。 pic.twitter.com/NAnKJIoaGB
— ケビン(平林啓一) (@kevin_soba) November 14, 2021
ところで、昨今トレンドとなっている「ビーガン仕様」のビーガンとは何でしょうか。
ビーガンとは菜食主義者です。
なら、ベジタリアンとはどう違うのか。
ベジタリアンは、菜食主義全般を指しますが、ビーガンというのは動物性を一切排除した完全菜食主義です。
たとえば、サラダを食べるときも、卵やはちみつなどは一切使いません。
牛乳や、バター、チーズなど乳製品も動物性ですから一切口に入れません。
しかし、そうなるとラーメンは、もっとも遠い食品になってしまいます。
ポークエキス、煮干しエキス、鶏ガラ、ラード、背脂、焼豚、なると……
動物性に満ちています。
そこで、ビーガンの人でも口にできるラーメンを、ということで注目されているのが純正ラーメンです。
動物性が体に良くない、というと、普通は牛や豚由来なのですが、ビーガンは乳製品や魚菜も含まれるんですね。
というのも、ビーガンはもともと、動物虐待に繋がるような人の食文化や産業、社会の仕組みを変えようという目的で誕生した言葉です。
つまり、牛肉や豚肉さえ食べなければいいというのではなく、徹底しているわけです。
いずれにしても、純正ラーメンは、動物由来の原材料を一切使っていません。
インスタントラーメンは、麺を油であげますが、その油も植物油です。
スープは、粉末しょうゆ(大豆由来)、酵母エキス、粉末みそ、ごま、野菜エキス、発酵調味料、椎茸パウダー、香辛料、ピーナッツパウダー、アーモンドパウダー、ねぎ、椎茸エキス、麦芽エキス、ごま油、昆布パウダー、メンマパウダーなどを使っています。
まあ、動物だけでなく植物だって生物だと思うんですけどね。
それに、人間がすべて植物性にシフトしてしまったら、植物が不足して動物の餌がなくなり、それも形を変えた動物虐待になりませんか?という絡みはともかくとして、この原材料ならビーガンでも安心して食べることができますね。
ビーガンも、まさか動物性の塊のラーメンを口にできるとは思わなかったでしょう。
素朴な味と外見をお楽しみください
論より証拠で、さっそく純正らーめんを作ってみます。
シンプルなパッケージ
純正らーめんは、素朴な味をセールスポイントにしていますが、パッケージも素朴です。
薄く白いポリ製の袋に、『純正ラーメン』『素朴な味をお楽しみください』と記載され、その下には『5食パック(1食98g)』との表示と、ラーメンを食べる少年のイラストが描かれているだけです。
他のインスタントラーメンに比べて、なんと地味で素朴なこと。
下部には、『食卓に健康をお届けします。櫻井食品株式会社』と記載されています。
一応、それらの表示の周りには、中華の丼につきものの四角い渦巻きマークが描かれ、そこだけがわずかにラーメンを表現しています。
しかし、逆にここまでシンプルだと、それが目立つかも知れませんね。
揚げ麺と粉末スープの個包装
中を開けると、5食パックの場合、ひとつひとつは個包装されています。
丸い形の揚げ麺と粉末スープのみです。
こちらもまた、シンプルです。
5食パックの袋麺というのは今どき普通ですが、封を開けると、ひとつひとつも外側と同じパッケージなのです。
天然素材で原材料にコストがかかるので、それ以外はシンプルに、という意味もあるのかも知れません。
まずは、お湯500mlを沸騰させ、麺を入れて2~3分煮ます。
麺がほぐれたら火を止め、添付のスープを加えてまぜます。
器に移してできあがりです。
たしかに醤油ラーメン
純正ラーメンです。
お好みの具材を入れようと、なんとさつま揚げと卵という、動物性を使ってしまいました(笑)
海苔も使いましたが、海苔は海の生き物ですけど、動物性ではないですよね。
しょうゆラーメンなのですが、色が黒くなくて、色だけですと味噌のようですね。
でもたしかに醤油ラーメンです。
ピーナッツパウダーやアーモンドパウダーで色が黄土色っぽくなっているんでしょうね。
麺は縮れ麺で、かんすいを使っていないとのことですが、とくに違和感もなくおいしくいただけました。
あ、いつものご飯ですが、チャーハンではなく白いご飯にしました。
ごはんの上に乗っているのは野沢菜ちりめんふりかけです。
栄養成分と原材料
純正らーめん(桜井食品)の栄養成分は、1食98g当たり、エネルギー449kcal、たんぱく質10.8g、脂質19.0g、炭水化物58.6g、食塩相当量3.4gです。
純正らーめん(桜井食品)の原材料は、油揚げめん[小麦粉、パーム油、食塩]、食塩、粉末しょうゆ、砂糖、酵母エキス、粉末みそ、ごま、野菜エキス、発酵調味料、椎茸パウダー、香辛料、ピーナッツパウダー、アーモンドパウダー、ねぎ、椎茸エキス、麦芽エキス、ごま油、昆布パウダー、メンマパウダー、(原材料の一部に大豆を含む)などとなっています。
価格
夕飯
☆桜井食品の純正ラーメン
2日間にわたる草刈りなどの作業でクタクタすぎるから、インスタントラーメンにした。
動物性原料が使用されていない桜井食品のこのラーメンはお気に入り。
紅生姜入りの野菜炒めをトッピング。#動物を搾取しない食卓#気候危機対策に菜食を#SDGs#おうちごはん pic.twitter.com/CdvefTGjPV— 菜食ライフのうみねこぶにゃす (@sea_cat_boo) May 2, 2021
桜井食品は純正純正らーめんの標準小売価格を、696円(5食)としています。
私は激安スーパーのオーケーストアでは494円(本体)で購入しました。
オーケーストアでさえ、それほど安くないですね。
無化調ですと、やはり高くなるんですかね。
高くても無化調がいい、という方向けといえるでしょうが、化学調味料が入っても、より安くて多様な味が良い、という向きもあるでしょうから、そうなるともう選択の問題でしょう。
お子さんのいらっしゃるご家庭では、安心して召し上がれるのではないでしょうか。
無かんすいで、麺の揚げ油には植物油を使用しています。
動物性原料を一切使用していない素朴な味をぜひ。
以上、純正らーめん(桜井食品)は、無かんすいの麺に揚げ油には植物油を使用。動物性原料を一切使用していない素朴な味が楽しめます、でした。
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