日清のどん兵衛鶏白湯うどんは、まろやかな味わいの鶏白湯つゆに黄金鶏油 (ちーゆ)が加わったまろやかな味わいのうどんです。のどごしのよいうどんに、具材には鶏団子とネギ、さらにゆずの風味をきかせたスッキリとした味わいです。
鶏の旨みと甘みが凝縮
1976年に発売された日清のどん兵衛は、様々なバリエーションがありますが、今回はラーメンや鍋つゆなどで人気を集めている鶏白湯を、どん兵衛」流にアレンジした商品です。
2021年8月23日に新発売されました。
そうなんですね。
鶏白湯(とりぱいたん)というと、こってりラーメンのイメージです。
白湯麺とは、ガラを煮込み、骨髄を溶かし出すことでとった白濁したスープと中華麺を併せたものを言います。
一方、うどんといえば、和風のつゆと相場が決まっています。
もちろん、具材には「肉」とか「天ぷら」ということもありますが、味の大きな構成比を占めるつゆで「こってり」というのは意表を突きました。
しかし、これから寒くなる季節。
うどんで、こってり鶏白湯のうどんをいただくというのもオツなものです。
ということで、今回の日清のどん兵衛鶏白湯うどんは、「鶏の旨みと甘みが凝縮された」(公式サイト)というまろやかな鶏白湯スープに、黄金鶏油 (ちーゆ)をかけて仕上げたつゆ。さらに鶏の肉団子の具材と、徹底的に鶏の味で攻めています。
公式サイトによると、商品の特長は以下のとおりです。
- 麺
- つゆ
- 具材
- 別添
もっちりとしたつるみのあるうどん。
鶏の旨みと甘みを凝縮したまろやかな鶏白湯つゆ。ゆずの風味をきかせたスッキリとした味わいが特長です。
鶏団子、ネギ。
鶏の香りと旨みがあふれる「黄金鶏油」。
冒頭から「こってり」と書きましたが、「スッキリした味わい」が特長というのは楽しみですね。
さっそくいただいてみました
ということで、論より証拠で、さっそく日清のどん兵衛鶏白湯うどんをいただくことにしました。
パッケージ
日清のどん兵衛鶏白湯うどんのパッケージは、揚げ色をベースとしたデザインです。
蓋の部分は、下半分に完成イラストが描かれています。
商品名は縦組み。
右に赤字で『日進の』。
上に鶏白湯色で『どん兵衛』。
下に白フチ黒文字で『鶏白湯(とりぱいたん)』。
左下に赤いバックの白文字で『うどん』と記載されています。
そして、右下は、赤い円をバックに、白文字で『鶏の旨みあふれる』、黄金色で『黄金鶏油』、白文字で『仕立て』と表示されています。
黄金鶏油は仕上げ
蓋を開けると、すでにかやくののったうどんに、別添は粉末スープと黄金鶏油。
かやくは鶏団子がゴロゴロしています。
熱湯を内側の線まで注ぎ、
黄金鶏油は蓋の上に置いて温め5分待ちます。
その後、粉末スープを入れてよくまぜ、
黄金鶏油を入れて
出来上がりです。
こってりするはずの鶏白湯も、スッキリした味わい
出来上がりは、表面をしっかり鶏の油が覆っています。
そして、ねぎと肉団子も姿を現しています。
うどんは、歴史と伝統のあるどん兵衛ですから、いまさら縷説を要しないでしょう。
強い弾力が特徴の多加水麺です。
肉団子も侮れません。
もちろん正体は鶏つくねです。
食感もしっかり鶏肉です。
ネギも、カップ麺にしては大きく刻まれています。
つゆは、たしかに鶏白湯です。
さきほど、鶏白湯なのに「スッキリ」にこだわりましたが、粉末で作られた鶏白湯つゆは、クリーミーさを表現しているようです。
そして、表面に広がる黄金鶏油が、で鶏油の風味やこってり感を加えているようです。
この二重構造によって、こってりするはずの鶏白湯も、スッキリした味わいになるわけですね。
もちろん、もう一口、もう一口といただきました。
さらに、いつものようにニチレイフーズのチャーハンもいただいたのですが、今回は撮影し忘れてしまいました。
栄養成分と原材料
日清のどん兵衛鶏白湯うどんの栄養成分は、1食(85g)当たり熱量416kcal(めん・かやく330kcal、スープ86kcal)、たんぱく質7.7g、脂質21.0g、炭水化物49.0g、食塩相当量4.5g(めん・かやく1.5g、スープ3.0g)、ビタミンB10.25mg、ビタミンB20.34mg、カルシウム179mgです。
日清のどん兵衛鶏白湯うどんの原材料は、油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、こんぶエキス、大豆食物繊維、糖類)、スープ(鶏脂、チキン調味料、食塩、クリーミングパウダー、糖類、乳化油脂、豚脂、香辛料、ゆず皮)、かやく(味付鶏つくね、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、香料、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(ビタミンE)、フラボノイド色素、乳化剤、クチナシ色素、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)などとなっています。
主な原材料の産地は、めんの小麦粉 (小麦)がオーストラリア、日本、アメリカ、カナダ。植物油脂 (パーム)がマレーシア、インドネシア、タイ。
スープの鶏脂 (鶏)が日本、中国。ゆず皮 (ゆず)が日本。
かやくの味付鶏つくね (鶏)が日本。ねぎは最終加工地とも中国です。
ねぎ以外の最終加工地は日本です。
価格
メーカーの希望小売価格は193円 (税別)です。
私は例によって激安スーパー、オーケーストアで111円で買いました。
人によっては、マルちゃんの競合商品よりも、どん兵衛のほうが高い(から買わない)といいます。
価格自体はそうかもしれませんが、私は本商品111円で、なかなかいい買い物をしたと思っています。
鶏白湯(とりぱいたん)のうどんは、意表をついたおいしさを感じました。
すでに8月に発売されていたのは知っておりましたので、すぐにいただいてもよかったですね。
リピートしたい逸品です。
鶏の旨みあふれる、まろやかな味わいの鶏白湯つゆはいかがですか。
以上、日清のどん兵衛鶏白湯うどんは、まろやかな味わいの鶏白湯つゆに黄金鶏油 (ちーゆ)が加わったまろやかな味わいのうどんです、でした。
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