ごつ盛り豚骨醤油ラーメン(マルちゃん=東洋水産)は、まろやかでコクのある豚骨醤油スープに焼豚・なると・ねぎが入った大盛ラーメンです。麺ははもちっとして歯ごたえある丸刃の中太麺。豚骨も醤油も味わえるごつく贅沢な一品です。
ごつ盛りシリーズとはなんだ
ごつ盛り豚骨醤油ラーメン(マルちゃん=東洋水産)は、カップ麺としては廉価な価格帯にありながら、ボリュームの多い商品群のことです。
「ごつ盛り」の「ごつ」というのは、おそらく「ごつい」という形容詞から来ているのだと思いますが、では「ごつい」とはどんな意味かといいますと、goo辞書によれば、
- 大きくて、かどばっている。いかにも頑丈そうである。ごつごつしている。「―・い岩肌」「―・いからだつき」
- 態度や動作などがかたくてぎこちない。無骨だ。「―・い連中」
- 度をこしていて、すごい。「―・いやり方」
ということです。
とにかく無粋に大きい、ということでしょうか。
公式サイトによると、ごつ盛りシリーズは現在10商品が発売されています。
- ごつ盛りきつねうどん
- ごつ盛り天ぷらそば
- ごつ盛りワンタン醤油ラーメン
- ごつ盛りコーン味噌ラーメン
- ごつ盛り豚骨醤油ラーメン
- ごつ盛りコク豚骨ラーメン
- ごつ盛り塩担々麺
- ごつ盛りちゃんぽん
- ごつ盛りソース焼そば
- ごつ盛り塩焼そば
ラーメンだけでなく、ちゃんぽんや焼そば、うどん、そば、担々麺など、多岐にわたっています。
カップ麺は、1人前として考えると少し物足りなさが残るぐらいの量ですが、とにかく大盛りを食べたい、というニーズに応えたものだと思います。
器も底が深く、麺はスープもので90g、焼きそばで130g。
入れるお湯の量も多くなっています。
今回はその中で、ごつ盛り豚骨醤油ラーメンをご紹介します。
醤油と豚骨といえば、おなじみ横浜家系ラーメンの作り方です。
元祖の吉村家は、横浜の産業道路沿いで工場が密集しており、工場労働者やトラック運転手の間でコクのある豚骨醤油スープが受けたそうです。
家系の場合は、豚骨だけでなく、鶏ガラも使って甘みも出すのですが、本商品は豚骨一本のようなので、より豚骨のコクや甘みを表現しているわけです。
豚骨ということでしたら、同じシリーズで、ごつ盛りコク豚骨ラーメンがあります。
こちらは、博多ラーメンを意識したものだと思います。
同じ「豚骨」でも、好みによってどちらか、もしくはどちらも選べるわけです。
さっそくいただいてみました
ということで、論より証拠で、さっそくごつ盛り豚骨醤油ラーメンをいただくことにしました。
パッケージ
ごつ盛り豚骨醤油ラーメンは、底の深いどんぶり型カップです。
『ごつ盛り』の『ごつ』の字がごついですね。
蓋のデザインは、完成イラストに、紫の帯を斜めに渡しています。
その上に、黒フチ白色文字のごつい書体で、『ごつ盛り』、白フチ紫色文字で『豚骨醤油』、黒いバックに黄色文字で『ラーメン』と記載されています。
紫の意味は、推理するところで、醤油を「むらさき」というからではないでしょうか。
もちろん、完成イラストを見ても分かる通り、スープの色は紫色ではありません。
お湯は530mlで3分待ち
蓋を開けると、油で揚げためんに別添が3袋。
かやく、粉末スープ、液体スープです。
そのうち先入れは、かやく、粉末スープです。
順に麺の上にかけ、必要なお湯の量の目安530mlを注ぎます。
蓋をして3分後、液体スープを加えて
全体に行き渡るようにかき混ぜます。
豚骨だけでも醤油だけでも味わえないコクとマイルドさ
ごつ盛り豚骨醤油ラーメンの出来上がりです。
さっそくスープをいただきました。
豚骨だけでも、醤油だけでも味わえないコクとマイルドさが心地よい。
スープには豚脂がキラキラ輝いています。
先に、横浜家系と例を出しましたが、横浜家系にもいろいろなスープの色があり、本商品は吉村家直系に近い色のような気がします。
麺は丸刃の中太麺。
カップ麺としてはそれほど珍しいタイプではありませんが、もっちりして歯ごたえがあります。
そして、スープに良く絡んでいます。
具材は、チャーシューに
小さななるとです。
ネットのレビューを拝見すると、自分で具材を追加しているパターンが多いですね。
いやー、私は家系ラーメンのようにのりを立てればよかったと思っています。
あとは、ラーメン二郎風にもやしを乗せるといいかもしれませんね。
器が大きいので、自由度も高いと思います。
私は、プレーンでいただきましたが、例によって、ニチレイフーズの炒飯と合わせてランチとしました。
いずれにしても、豚骨も醤油も味わえる贅沢なお味です。
栄養成分と原材料
ごつ盛り豚骨醤油ラーメン(マルちゃん=東洋水産)の栄養成分は1食(122g)当たり、エネルギー543kcal、たん白質12.1g、脂質28.8g、炭水化物58.8g、食塩相当量7.6g、めん・かやく2.1g、スープ5.5g、ビタミンB1 0.37mg、ビタミンB2 0.36mg、カルシウム207mgです。
543kcalもあると、それだけでランチと言えそうですね。
ごつ盛り豚骨醤油ラーメン(マルちゃん=東洋水産)の原材料は、油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、香辛料、粉末野菜、卵白)、添付調味料(しょうゆ、ポークエキス、食塩、ラード、でん粉、植物油、香味油脂、砂糖、たん白加水分解物、香辛料、ねぎ、粉末煮干し)、かやく(焼豚、なると)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、酒精、かんすい、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、クチナシ色素、pH調整剤、カラメル色素、香料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)などとなっています。
原材料の産地は、油揚げめんの小麦粉がアメリカ、オーストラリア、日本、カナダ。植物油脂がマレーシア、インドネシア、タイです。
添付調味料のねぎは、最終加工地とも中国。
かやくの焼豚は、デンマーク、アメリカ、カナダ、メキシコ、日本。なるとのたらは、アメリカ、日本です。
ことわりのないものは、最終加工地が日本です。
価格
ごつ盛り豚骨醤油ラーメンはオープンプライスです。
私は例によって、激安スーパーのオーケーストアにて94円で購入しました。
大盛りで94円というのはコスパがいいですね。
スープの量は、タテ型の倍近くあるので、スープ好きの方でも完飲が難しいほどです。
十分に満足できますよ。
みなさんも、いかがですか。
以上、ごつ盛り豚骨醤油ラーメン(マルちゃん=東洋水産)は、まろやかでコクのある豚骨醤油スープに焼豚・なると・ねぎが入った大盛!でした。
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