キリンラーメン(小笠原製粉)。ご存知でしょうか。キリンビールとはとくに関係がありません。1965年に、愛知県碧南市を中心として西三河地方で発売されたご当地ラーメンです。国産材料化学調味料無添加のお味はどのようなものかと思い、いただいてみました。
キリンラーメンは、レトロ感たっぷりの包装です。
キリンラーメンというのは、「末永く」「親しみやすい」商品になればという思いが商品名の由来とか。
公式サイトによると、麺は小麦粉に米粉を混ぜ、国産大豆(豆乳)で練り込んでいるそうです。
原材料を見ると、食塩、粉末醤油、混合節粉末、香辛料、砂糖などとなっており、たしかに化学調味料は使われていません。
ですから、おうちラーメンとして、地元消費者の信頼を獲得しているわけです。
愛知のご当地ラーメンだそうです#キリンラーメン #インスタントラーメン pic.twitter.com/ePa0B6nggZ
— もりちゃん(ごはん垢) (@mogu2_gohan) 2017年7月29日
キリンラーメンの中身は、他の袋入りラーメンのように、麺と粉末スープです。
なべで水を沸騰させ、麺を入れ、火を止めて粉末スープを入れると出来上がりです。
カット野菜と煮玉子を入れると、このようになります。
キリンラーメンの仲間として、
小笠原製粉さんのキリンラーメンシリーズがなんとイオンに置かれています!@平岡店 pic.twitter.com/O9VCicRtsZ
— 佐々木2 (@sasakimensk) 2017年9月8日
・キリン家庭用ラーメンのしょうゆ味、みそ味、しお味
・べっぴん女性用ラーメンのカレースープ味
・カピバラ家庭用のゆず風味しょうゆ味
などがあります。
そんな大きく家庭用ラーメンて??キリンラーメンシリーズ可愛いなー。 pic.twitter.com/NpQYpetbxA
— AINO TUNTURI Moi! (@allihankifin) 2017年8月15日
バリエーションも増えてきました。
お湯の量を半分にすれば、焼きそばも作れるんだそうです。
キリンラーメンの評判を明らかにしよう
おうちラーメンの決定版、キリンラーメンの評判は、概ね良いようです。
何しろ、平成7年に一時生産を中止したものの、地元の方の要望で1回限り1万食限定で復活したところ、初日で完売口コミが広まり、現在では全国で販売しているとか。
やはり、一番多いのは、国産原料であることの安心感です。
あっさり味で主な原材料が国産なので、子どもからお年寄りまで幅広く愛されそうだから信頼が置けるし、親しみやすいということがいわれます。
次に、シンプルな味わいということです。
調味料、添加物についても、市販の商品のようなものは使われていないからです。
三番目に、レトロ感です。
派手なデザインによる包装・パッケージが当たり前なのに、我が道を行くとばかりに、昭和からそのまま出てきたようなパッケージです。
私が食べた感想ですが、麺が縮れ麺なのは個人的にはなかなかよかったと思います。
スープは、やや塩気のある素朴な味わいです。
化学調味料を使わないことで、味がシンプルに感じました。
これは、化学調味料に慣らされていた舌にとって、大変いいことです。
定価は、6食500円ですから、袋のインスタントラーメンとしては割高です。
ただ、国産小麦100%という価値は、その価格で十分満足できるのではないでしょうか。
国産・無添加・信頼・シンプル……。そんなキーワードで語れるキリンラーメンはいかがですか。
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