日清のどん兵衛鴨だしそば(日清食品)をいただきました。大豆鴨つくねと鴨脂の旨みがきいた、やや甘めの上品なつゆが特長の鴨だしそば。食感がよく甘みのある下仁田系ネギを使用して、すすり心地の良い真っすぐなそばはカップ麺とは思えない出来です。
日清のどん兵衛鴨だしそばとはなんだ
日清のどん兵衛鴨だしそばは、商品名通り鴨の脂の旨みがきいた鴨だしそばです。
大豆鴨つくねとは、大豆たん白を主原料に鴨つくね風に仕上げた「肉団子」です。
日清食品独自製法による大豆たん白を主原料にした具材です。
ネギと相性が抜群の鴨つくねをイメージした具材として、大豆鴨つくねを採用したそうです。
鴨の風味をより一層感じるようになっています。
さらに食感がよく甘みのある下仁田系ネギを搭載。
日本そばらしい、やや甘めの上品なつゆと、どん兵衛らしい、すすり心地のよいまっすぐなそばで構成されています。
パッケージには、日清のどん兵衛鴨だしそば、と大きく書かれ、背景にはそばのリフトアップが描かれています。
そして、コク深い鴨だしつゆ、という表示もあります。
作ってみました
日清のどん兵衛鴨だしそばは、洗面器タイプのカップ麺ですから、作ると言っても火も鍋も使いません。
パッケージの中には、液体つゆとかやくが入っています。
かやくは先入れで、お湯を入れます。
3分たったら液体つゆを入れます。
そしてできあがり。
まっすぐなそばとやや甘みのあるつゆ
なるほど、日清のどん兵衛鴨だしそばは、すすり心地の良い真っすぐなそばです。
インスタントのそばというと、生蕎麦のような適度なザラザラ感や柔らかさを出しにくいものです。
硬いか柔らかいかというどちらかが多く、硬くて柔らかい、という微妙な食感はなかなか経験できませんでした。
しかし、日清のどん兵衛鴨だしそばの細めのストレートそばは、茹でた生そばのような舌触りとのどごしを見事に表現しています。
そして、鴨脂のうまみをきかせ、やや甘めに仕上げた上品なつゆです。
鴨だしの風味が深く、鴨脂のうまみもきいています。
インスタントの、カップ麺とは思えない鴨肉のあっさりした脂と、コクのある旨みが、もう一口、もう一口と食欲をそそります。
合鴨肉とネギの良い食感と、細めのストレートそば、そしてコクのあるつゆの相性はもちろんバッチリです。
栄養成分と原材料、アレルゲン情報
日清のどん兵衛極みだし鴨だしそば3食パックの栄養成分は、エネルギー414kcal、たんぱく質11.1g、脂質17.9g、炭水化物52.0gです。
ミネラルは食塩相当量6.5g、食塩相当量6.5g、カルシウム133mg。
ビタミンはビタミンB1、B2とも0.36mgです。
日清のどん兵衛鴨だしそばの原材料は、油揚げめん(小麦粉、そば粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ)、スープ(しょうゆ、糖類、食塩、たん白加水分解物、合鴨エキス、合鴨調味油、動物油脂(鶏、合鴨)、チキン調味油、魚介エキス、チキンエキス、酵母エキス、香味油、かつお節粉末、植物油脂)、かやく(ねぎ、大豆たん白加工品、揚げ玉)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、カラメル色素、炭酸Ca、香料、増粘剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部にえび・小麦・そば・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)>などとなっています。
アレルギー物質は、小麦、そば、卵、乳成分、えび、豚肉、鶏肉、大豆などです。
製品に使用している主な原材料の産地は、小麦がオーストラリア、日本、アメリカ、カナダ。
そばはアメリカ、カナダ、中国。
植物油脂 (パーム)はマレーシア、インドネシア、タイ。
スープはしょうゆ(大豆)がアメリカ、カナダ、ブラジル。同じくしょうゆ(小麦)はアメリカ、カナダ。
合鴨エキス(合鴨)は、最終加工地とともに日本、台湾。
かやくのねぎは中国。これだけは最終加工地も中国です。
大豆たん白加工品(大豆)はアメリカ。
揚げ玉(小麦)はアメリカ、カナダ、オーストラリア、日本です。
断りのない原材料の最終加工地は日本です。
価格
日清のどん兵衛鴨だしそばのメーカー希望小売価格は、193円 (税別)です。
私は例によって、激安スーパーであるオーケーストアにて111円(税抜)で購入しました。
私の知り合いには、日清どん兵衛よりもマルちゃんの方が安いからそちらを選ぶという人がいます。
もちろん、おそば屋さんの鴨だしそば(東洋水産=マルちゃん)も悪くはありません。
ただ、日清のどん兵衛鴨だしそばは、そば、つゆとも安定の美味しさで、111円の価値は十分あると思います。
日清のどん兵衛鴨だしそばのまとめ
日清のどん兵衛鴨だしそばは、そば、鴨だし、下仁田系ネギなど、いずれもすばらしいできです。
鴨肉のコクと旨味のある香り高いだし、鴨脂でコクがあるやや甘なつゆ、そしてツルツルのそばのハーモニーは、もはやカップ麺のレベルを超えた美味しさです。
カップ麺というと、そのまま食べる手軽さが基本ですが、生卵をのせて月見そばにする食べ方もネットでは推奨されています。
鴨脂は、あとは引いても決してしつこくないあっさりした食感で、コクのある旨みがあります。
脂があるのでつゆがすぐにはさめないのですが、たとえちょっとぐらいやけどしてもいいからつゆを飲みたい、という気持ちになります。
以上、日清のどん兵衛鴨だしそば(日清食品)は鴨の脂の旨みがきいたやや甘めの上品なつゆとすすり心地の良い真っすぐなそば、でした。