日清のどん兵衛かき揚げ天ぷらうどんは、かつおの香りとうまみがきいたつゆにたっぷり玉ねぎの厚い鬼かき揚げが特長のうどんです。公式サイトでは「鬼うまい」一品と自画自賛。玉ねぎ、桜えび、さやいんげん、人参、そして小エビ入りの「鬼かき揚げ」です。
「鬼かき揚げ」の「鬼」の意味
日清のどん兵衛かき揚げ天ぷらうどんは、どん兵衛が守ってきたコシとツルツル感のあるモチモチうどんと、噛んだときに広がる玉ねぎの旨みとサクサクした食感が特徴の「鬼かき揚げ」、かつおの香りと旨みがしっかり効いた、上品で味わい深いつゆといわれます。
では、その「鬼かき揚げ」の「鬼」というのはどういう意味でしょうか。
本来、鬼というのは、恐ろしいとか、怖い、悪い、という意味で使われています。
『広辞苑』から引用してみましょう。
おに【鬼】
(「隠(おに)」で、姿が見えない意という)
①天つ神に対して、地上などの悪神。邪神。
②伝説上の山男、巨人や異種族の者。
③死者の霊魂。亡霊。「護国の―となる」
④恐ろしい形をして人にたたりをする怪物。もののけ。
⑤想像上の怪物。
⑥鬼のような人。
(ア)非常に勇猛な人。
(イ)無慈悲な人。借金取り。債鬼。
(ウ)ある事に精魂を傾ける人。「仕事の―」
(エ)鬼ごっこなどで、人をつかまえる役。
⑦貴人の飲食物の毒見役。おにやく。→おにくい→おにのみ。
⑧紋所の名。鬼の形をかたどる。めんおに。かたおに。
⑨名詞に冠して、勇猛・無慈悲・異形・巨大の意をあらわす語。「―武者」「―婆」「―やんま」
では、本品の場合は、「怖いかき揚げ」か?
もちろん、そんなことはありません。
以下のサイト『Weblio』では、「鬼のように」という言葉について、「程度が甚だしいさま、勢いのすさまじい様子などを意味する表現。」「多くの場合に鬼との具体的・具象的な関連性が特にあるわけではない」と説明されています。
つまり、「おいしさの程度が甚だしいさま」という意味で使われているようです。
公式サイトによると、「噛んだときに広がる玉ねぎの旨みとサクサクした食感が特徴」ですから、カップ麺ではかつてなかった、本格的な厚みのあるかき揚げということです。
作ってみました
日清のどん兵衛》
『鬼かき揚げ天ぷらうどん』
かつおの香りとうまみが
きいたつゆに 食べごたえの
ある『鬼かき揚げ』が
特長のうどんですね。
たっぷり玉ねぎの厚いかき揚げは 具材タップリで ボリュームが
有りますね。#日清 #日清のどん兵衛 #日清どん兵衛 #うどん #鬼かき揚げ天ぷらうどん pic.twitter.com/XgPlhHntyg— TAKA (@taka914JA11) June 2, 2019
日清のどん兵衛かき揚げ天ぷらうどんのパッケージは、日清のどん兵衛シリーズ伝統の格子です。
オレンジ色が基調です。
蓋の上部に、『日清のどん兵衛』と記載。
下部には、完成の光景が描かれ、『たっぷり玉ねぎのど厚いかき揚げ鬼うまい』『鬼かき揚げ』『天ぷらうどん』などとコピーが並んでいます。
中は、スープと鬼かき揚げ。スープは粉末で、鬼かき揚げは丸天です。
鬼かき揚げは後乗せで、粉末スープだけを入れてお湯かけます。
熱湯を注いだ跡の待ち時間は5分。
玉ねぎ、桜えび、さやいんげん、人参、そして小エビ入りの「鬼かき揚げ」です。
「おいしさの程度が甚だしい」かどうかはわかりませんが、けだし、カップ麺、インスタント袋麺らしくない本格的なかき揚げであることは確かです。
京風の白だしのような上品な味わいぶかいつゆを、たっぷり吸わせたかき揚げは、かけらも残さずいただきたくなります。
うどんとつゆは、歴史と伝統のあるどん兵衛シリーズのものですから、今更意見はありません。
安定の味、というものでしょう。
もう一口、もう一口と、飲み干したくなります。
いえ、つゆだけを一方的に飲んではいけません。
うどん、かき揚げ、つゆ、という三角食べこそが正当なのです。
つまり、かき揚げは、基本であるうどんとつやと並び称せられるだけの存在感があるということです。
栄養成分と原材料
日清のどん兵衛かき揚げ天ぷらうどんの栄養成分表示は、1食 (97g) 当たり、熱量458kcal(めん・かやく440kcal、スープ18kcal)、たんぱく質8.0g、脂質21.0g、炭水化物59.2g、食塩相当量4.3g(めん・かやく1.0g、スープ3.3g)、ビタミンB10.18mg、ビタミンB20.22mg、カルシウム175mgです。
日清のどん兵衛かき揚げ天ぷらうどんの原材料は、油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、昆布エキス、大豆食物繊維、糖類)、かやく(かき揚げ)、スープ(食塩、糖類、粉末しょうゆ、魚粉、魚介調味料、香辛料、ねぎ、たん白加水分解物)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(アラビアガム)、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、カラメル色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、カロチノイド色素、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・大豆を含む)などとなっています。
原材料の産地情報は、めんの小麦がオーストラリア、日本、アメリカ、カナダ。植物油脂 (パーム)がマレーシア、インドネシア、タイ。
スープの粉末しょうゆ (大豆)はアメリカ、カナダ。粉末しょうゆ (小麦)がアメリカ、カナダ、日本。魚粉 (かつお)が日本、インドネシア、フィリピン。魚粉 (いわし)が日本。
かやくのかき揚げ (玉ねぎ・小麦・人参)、ねぎすべて中国です。
最終加工地は、かやくはすべて中国、それ以外は日本です。
まとめ
日清 どん兵衛 鬼かき揚げ 天ぷらうどん
私は10分どん兵衛派です(笑)
作り方は
スープ入れてお湯IN
↓
8分経ったら混ぜる&かき揚げIN
↓
10分
↓
ウマウマ「持ち上げられるけどおつゆが染みてる」かき揚げの状態がベスト!
(特盛版はお得!)#日清 #どん兵衛 #天ぷらうどん #10分どん兵衛 pic.twitter.com/F65YGB76W7— 近所メシ (@kinjo_meshi) January 30, 2019
日清のどん兵衛かき揚げ天ぷらうどんは、どん兵衛シリーズの安定したうどんとつゆに加えて、鬼のようにうまいかき揚げがキモです。
玉ねぎ、桜えび、さやいんげん、人参、そして小エビ入りの「鬼かき揚げ」は、公式サイトでも「鬼うまい」一品と自画自賛しています。
うどん、つゆ、鬼かき揚げと、三角食べを推奨します。
以上、日清のどん兵衛かき揚げ天ぷらうどんは、かつおの香りとうまみがきいたつゆにたっぷり玉ねぎの厚い鬼かき揚げが特長のうどん、でした。