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飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメン(エースコック)は、瀬戸内海産のいりこと鶏ガラ醤油だしに背脂のミンチが乗った本格尾道ラーメン

飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメン(エースコック)は、瀬戸内海産のいりこと鶏ガラ醤油だしに背脂のミンチが乗った本格尾道ラーメン

飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメン(エースコック)は、瀬戸内海産のいりこと鶏ガラ醤油だしに背脂のミンチが乗った本格尾道ラーメンです。さらに具材には、食感の良い大豆そぼろ、程良く味付けしたメンマ、色調の良いねぎを加えて仕上げています。

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3度目の飲み干す一杯シリーズは尾道ラーメン

飲み干す一杯シリーズは、前回に引き続きですが、今回は飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメンです。

尾道ラーメンとは、広島県尾道市を発祥とした、広島県東部に広がる80年の歴史を誇るラーメンスタイルです。

スープは、瀬戸内海名物の小魚(いりこ・イリコ)、および鶏ガラによるWスープによる清湯系の醤油味。

それだけでなく、尾道ラーメンでは定番の背脂のミンチが表面にしっかり乗っています。

まあ、論より証拠で、さっそく飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメンを作ってみます。

瀬戸内ブランドを応援するご当地ラーメンのパッケージ

飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメンのパッケージは、落ち着いた黒を基調にしたタテ型カップ。

縦組みで、『尾道』『背脂醤油』『背脂のコクといりこの旨み』と記載され、飲み干す一杯シリーズおなじみの「ご当地編」のスタンプ様イラストが描かれています。

バックは、れんげで具材を、箸でめんを持ち上げている完成イラストです。

フタは、飲み干す一杯シリーズが2003年以来続き、エースコックの「ご当地編」というスタンプ様のイラストが描かれていまする

そして、『瀬戸内ブランドを応援しています』との記載があります。

熱湯は280mlで3分待ち

蓋を開けると、麺とかやくの他、別添は一袋。

水色の袋で、『液体スープ』と記載されています。

必要なお湯の目安量280mlを入れたら蓋の上に載せ、

よく温めてから3分待って後入れします。

飲み干す一杯というより飲み干したくなる一杯

飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメンのできあがりです。

スープは、薄めの清湯系醤油味。

背脂が浮いています。

そして、鶏ガラの油がキラキラしています。

一口いただくと、イリコパウダーによる魚介(珍味)と鶏ガラのWスープの妙を感じます。

魚介と鶏ガラ、もしくは豚骨のWスープ自体はめずらしくありませんが、その場合の魚介は魚粉のため、魚臭さやドロドロ感があります。

もちろん、それによる濃厚さが魅力ではあるのですが、いりこによるWスープは、決してどろどろにもならないのにWスープの妙を味わえるのです。

そして、適度なこってり感を加えるために背脂も入っています。

これは確かに、飲み干す一杯、というより飲み干したくなる一杯です。

めんは、適度な弾力と滑らかさを併せ持った中細丸刃ストレート麺です。

尾道ラーメンは平打ちのイメージもありますが、丸刃もスープに良く絡んで相性がいいですね。

カップ麺としては一般的な、油で揚げた麺ですが、つるつるもちもちしていてのどごしも良い、まるで生麺のようななめらかな口当たりと美味しさです。

具材は、具はネギ、チャーシュー、メンマなど、とくに醤油系ラーメンの定番です。

オーソドックスな作り方は、多くのラーメンファンの支持を得られると思います。

ただ、後にも書きますが、片手で持てるタテ型カップのため、本商品は1食69g、麺の量は55gと若干少なめとなっています。

もっと食べたいな、と思わせることでリピートにつながるのかもしれませんが、ランチとしていただくには、できればもう少しなにかつけたほうがいいと思います。

私は例によって、ニチレイフーズの炒飯を200gばかりつけました。

清湯系の醤油味は、炒飯にも合うんですよ。

飲み干す一杯シリーズ、みたび

飲み干す一杯シリーズは、先日もご紹介したエースコックのブランドで、タテ型のコスパが高いカップ麺です。

今回は3杯めです。

いずれも、コクの深そうなスープです。

ご当地ラーメンが、かなり増えてきました。

かんたんに現地には行けないけれど、カップ麺でそれを試したい、というニーズに応えているんでしょう。

そして今回は、飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメンのご紹介だったわけです。

尾道といえば「いりこラーメン」

尾道ラーメンというのは、ご当地ラーメンとして一般にも知られています。

『尾道市でラーメン店なら尾道市の尾道ラーメン専門店 丸ぼしへ』というサイトは、尾道ラーメンには80年以上の歴史があると教えてくれています。

尾道ラーメンの歴史 |

サイトによると、尾道ラーメンの定義は次のように記載されています。

尾道ラーメンはその名の通り、尾道市を発祥とした広島県東部に広がるラーメンスタイルです。
鶏ガラで取った澄んだダシと瀬戸内の小魚からとったダシに醤油を合わせたスープがベースですが、表面に浮く背脂のミンチがこってり感を加えています。麺は中細で平打ちのものが多く使われています。具はネギ、チャーシュー、メンマなどのオーソドックスな物が乗っています。

そして、現在の一般的な「尾道ラーメン」には、「瀬戸内の小魚のダシを加える為に独特の風味がスープに加わってい」るといいます。

尾道には、温暖な瀬戸内海の豊富な魚介を使った珍味製造販売が「地場産業」として根付いています。

私がそれを知ったのが、1960年代の東宝映画人気シリーズだった、森繁久彌主演の社長シリーズにおける『続・社長学ABC』(1970年)でした。

瀬戸内海の小魚は地場産業

『続・社長学ABC』(1970年)はシリーズ最終作ということで、食品会社の森繁久彌会長が、小林桂樹社長に社長学を伝授する、というストーリーです。

親会社の社長(東野英治郎)から、広島・福山の珍味海産物会社と提携協力して、海外輸出の促進を計れという話が持ち込まれました。

親会社の社長の禅譲がかかっているので、森繁久彌会長は必死です。

小林桂樹社長、藤岡琢也総務部長、関口宏秘書を伴って、福山入りします。

しかし、福山の珍味海産物会社の社長(十朱久雄)は、曖昧な返事をします。

実験を握っている社長の義父(左卜全)が、森繁久彌会長の食品会社とも取引がある台湾バイヤー(小沢昭一)と、先んじて取引の話を進めていたのです。

しかし、最終的には食品会社が取引を成功させます。


その劇中、おそらくはリアルで、珍味会社の女性作業員が、瀬戸内の海産物を加工している工場が映し出されました。

大林組映画の三部作でもポピュラリティを獲得した「尾道」

また、尾道といえば、やはり思い出すのは、大林宣彦監督の映画です。

『転校生』(1982年)、『時をかける少女』(1983年)、『さびしんぼう』(1985年)を思い出します。




いずれも、海と山が接近する坂道の街・尾道の、パノラマ感覚迷路感覚を十二分に描いていました。

私は世代的に、尾道ラーメンをいただくたびに、尾道の町並みを描いた大林組三部作を思い出します。

栄養成分と原材料

飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメン(エースコック)の標準栄養成分は、1食(69g)当たりエネルギー317kcal、たん白質6.1g、脂質15.5g、炭水化物38.2g、食塩相当量4.3g(めん・かやく1.3g/スープ3.0g)、ビタミンB1 0.31mg、ビタミンB2 0.37mg、カルシウム 195mgです。

合計317kcalですから、菓子パン1個相当ですね。

飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメン(エースコック)の原材料は、油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、砂糖)、スープ(背脂加工品、食塩、動物油脂、しょうゆ、香辛料、デキストリン、でん粉、香味調味料、砂糖、粉末しょうゆ、イリコパウダー、魚醤、たん白加水分解物、ポークエキス、植物油脂、魚介エキス、全卵粉)、かやく(大豆加工品、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、酒精、カラメル色素、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、酸味料、微粒二酸化ケイ素、増粘多糖類、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・かに・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)などとなっています。

製造地については、「弊社製品の最終生産は、日本国内で行っております」と、公式サイトに記載されています。

エースコックは、自社工場が兵庫県加東市、埼玉県川越市、兵庫県たつの市。

協力工場が、千葉県旭市、兵庫県丹波市、群馬県高崎市です。

キモとなるいりこだしは、尾道のいりこを静岡で粉状にしたものを使用しているそうです。

つまり、尾道ラーメンという「看板に偽りなし」ということです。

価格

飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメンのメーカー希望小売価格は、193円(税抜)です。

私は例によって、激安スーパーのオーケーストアにて98円で購入しました。

100円を切る価格で、このいりこだしの微妙なおいしさを堪能できるとは、カップ麺も進化しました。

私は、実は2月に入ってから、3日連続で昼に頂いております。

もちろん、スープまでしっかり飲み干しています。

徹底的に頂いております。

みなさんも、徹底的にいかがですか。

以上、飲み干す一杯尾道背脂醤油ラーメン(エースコック)は、瀬戸内海産のいりこと鶏ガラ醤油だしに背脂のミンチが乗った本格尾道ラーメン、でした。


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