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5種類の具材にXO醤とオイスターソースのきいたとろみがついたつゆそば中華三昧の広東風

草野直樹（かやのなおき）

『中華三昧タテ型広東風とろみ醤油拉麺』広東風醤油のカップ麺
『中華三昧タテ型広東風とろみ醤油拉麺』（明星食品）。2017年3月20日発売されたばかりです。長い商品名ですが、とろみの付いたスープやシコシコ麺など、中華三昧袋麺売上No.1の『広東風醤油』をタテ型カップ麺にアレンジしたものです。

『明星中華三昧』は、1981年の発売から36年目を迎えるロングセラーだそうです。

5種類の具材に、XO醤とオイスターソースのきいたとろみがついた、醤油スープの広東風拉麺です。

ところでXO醤とは何か。

「干し貝柱、干しエビ、トウガラシなどとブランデーで作った中華調味料」（コトバンク）です。

オイスターソースは、「広東料理でよく使われるカキを主原料とする調味料のひとつ」（wiki）で、牡蠣油ともいわれます。

要するに、中華味のコアな部分が凝縮された味付けということです。

それを、タテ型のカップに実現。

それが、この『中華三昧タテ型広東風とろみ醤油拉麺』です。

すでにパッケージの外に、食べる直前に入れる調味油がついています。

お湯を入れます。

4分待ちます。

カップヌードルのような平たい麺と違い、つるつるしこしこの生麺に近い中太麺です。

ヌードルとカップ麺はやはり違うんですね。

いろいろ細かく具材も入っています。キャベツ、チャーシュー、チンゲン菜、ニンジン、椎茸など。

仕上げに調味油もいれます。

これで中華三昧タテ型広東風とろみ醤油拉麺にとろみが付くんですね。

うんうん。袋麺のような美味しさは再現されています。

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ラーメンではなく“つゆそば”

公式サイトによると、中華三昧は、ラーメンではなく、つゆそばと表現するそうです。

中華食材と中華醤を使用したリッチなスープに、しなやかでコシがある麺の入った高級つゆそばと呼ぶにふさわしい一杯といいます。

『中華三昧タテ型広東風とろみ醤油拉麺』の特徴は、公式サイトによると、

1. めん 中華料理店のような、しなやかでなめらかな食感を再現した細麺です。
2. スープ チキン、オイスター、アサリのだしに香味野菜を合わせた醤油スープをベースに、隠し味に赤みそ、白みそとほのかに豆?の香りを加えた、とろみのあるスープです。食欲をそそる野菜味噌炒めの香りが特長の調味油をつけておいしさを表現した、独創的なとろみ醤油スープです。
3. かやく キャベツ、チャーシュー、チンゲン菜、ニンジン、椎茸を組み合わせました。

ということですが、たしかに麺には、「しなやかでなめらかな食感」がありました。

とろみスープには、中華料理らしい奥の深い味が出ていて、それがXO醤とオイスターソースを使ったことによるものなのでしょう。

原材料を見ると、チキン、オイスター、貝（アサリ）のだしに香味野菜を合わせた醤油スープに、隠し味として赤みそ、白みそとXO醤を加えて、食欲をそそる野菜味噌炒めの香りに仕上げています。

これらは、袋麺の『中華三昧』とほぼ同じだと思います。

栄養成分は、エネルギー245kcal（めん・かやく207kcal、スープ38kcal）、たん白質5.5g、脂質5.8g、炭水化物42.8g、ナトリウム1.6g（めん・かやく0.5g、スープ1.1g）、ビタミンB10.19mg、ビタミンB20.23mg、カルシウム110mg、食塩相当量4.1g（めん・かやく1.3g、スープ2.8g）となっています。

245kcalですから、意外と低カロリーです。

菓子パンのほうが、より高カロリーですね。

原材料は、めん（小麦粉、植物油脂、食塩、卵粉、オニオンエキス）、スープ（食塩、香味油、香味調味料、デキストリン、植物油脂、たん白加水分解物、チキンオイル、とろみ粉末、ポークオイル、貝エキス、香辛料、豚･鶏エキス、しょうゆ、みそ、発酵調味料、XO醤）、かやく（キャベツ、チャーシュー、チンゲン菜、人参、味付しいたけ）、加工でん粉、トレハロース、調味料（アミノ酸等）、増粘剤(キサンタンガム）、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、卵殻カルシウム、乳化剤、香料、クチナシ色素、カゼインナトリウム、酸化防止剤（ビタミンE）、リン酸塩（Na）、酸味料、炭酸マグネシウム、ビタミンB2、ビタミンB1、（原材料の一部に乳成分、えび、ごま、さけ、さば、ゼラチンを含む）となっています。

いかがですか。中華三昧の最も売れている商品をカップ麺で手軽に召し上がりませんか。


明星 中華三昧 広東風とろみ醤油拉麺 タテ型カップ 63g 1ケース(12食入) –

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