縦型長崎ちゃんぽん（マルタイ）は、ちもちとした麺にポークエキス、魚介の旨みと野菜の甘みをブレンドさせた白湯スープです。ちゃんぽんらしく。かやくには彩り豊かな、キャベツ・カマボコ・コーン・ニンジンが入り、コクと旨味を感じます。
どんぶり型よりもヘルシーな縦型カップタイプ
縦型長崎ちゃんぽん（マルタイ）は、なぜ「縦型」と断っているのか。
それは、どんぶり型のカップ麺で、同社から『長崎ちゃんぽん』は出ているからです。
どんぶり型の方は、1食で93g。うち麺は68g、エネルギーは426kcal（めん・かやく352kcal スープ74kcal）です。
一方、今回の「縦型」の方は、1食で65g。うち麺は52g、エネルギーは286kcal（めん・かやく244kcal スープ42kcal）です。
よりヘルシー・コンパクトに構成されているわけです。
内容は、とくに大きな違いはないと思いますが、本品は、もちもちしたやや太めの麺、ポークに魚介の旨みと野菜の甘みが効いたあっさり白湯スープ、キャベツ、カマボコ、コーン、ニンジンなどのかやくが入っています。
ちゃんぽんらしい太めでしっかり腰がある丸刃麺
論より証拠で、さっそく縦型長崎ちゃんぽんを作ってみます。
オレンジを基調としたデザイン
パッケージは、商品名通り縦型カップ。
オレンジ色のバックは、長崎名物ザボンを表しているのでしょうか。
中央に『うま推し！』『長崎ちゃんぽん』と表示され、その下には、『えびといかの旨みと野菜の甘みがきいたあっさり白湯スープ』と記されています。
そして、両脇には、九州の形をした緑のイラストと、野菜のイラスト。
下部は、完成イラストが描かれています。
フタは、やはりオレンジ色を基調とし、側面と同じデザイン。
それに加えて、バックには長崎らしく石畳が描かれています。
別添はなくお湯を注ぐだけ
蓋を開けると、すでに麺に粉末スープとかやくが一体化しており、別添はありません。
熱湯を注いだら4分待ちです。
3分ではなく4分なのは、やはりちゃんぽんなので麺が太いためです。
時間が来たらかき混ぜます。
太い麺と香辛料の効いたスープ
できあがりです。
麺だけでなく、かやくも、どんぶり型に比べると全体的に少なめですね。
まあ縦型カップタイプゆえ、やむを得ないところでしょう。
麺は、やや太めでしっかり腰がある丸刃麺です。
ただ、どんぶり型のほうが、いくぶんコシは強いかもしれません。
揚げ麺にしてはモチモチ度が高いと思います。
ちゃんぽんの麺は、ラーメンなどの中華麺とも違う独特のものです。
ちゃんぽんの麺は、中華麺よりも太く、かんすいではなく唐あく（唐灰汁）といわれる炭酸ナトリウムと炭酸カリウムを調合したものを使います。
スープは、塩ラーメンともとんこつラーメンとも違うこれまた独自のもの。
塩辛さがなくて上品な味です。
ポークエキス、魚介、野菜などで味を作り、それに香辛料と香味油を加えた白湯スープです。
豚骨の甘みととろみと、香辛料と香味油がバランス良く入っていて、もう一口もう一口といただきたくなります。
具材は、キャベツ、コーン、ニンジン。
ここは、かまぼこがないのが残念です。
やはり、ちゃんぽんといえば、東京ラーメンのなるとにあたるのがかまぼこではないでしょうか。
つまり、具材の象徴ということです。
ということで、まあ結論としては、縦型カップ麺として手軽にいただけるものであると思います。
栄養成分と原材料
縦型長崎ちゃんぽん（マルタイ）の栄養成分は、1食（65g）当たりエネルギー286kcal、たんぱく質4.9g、脂質11.1g、炭水化物41.6g、食塩相当量4.3g（めん・かやく1.2g、スープ3.1g）、カルシウム115mgです。
縦型長崎ちゃんぽん（マルタイ）の原材料は、油揚げめん〔小麦粉（国内製造）、植物油脂、でん粉、食塩、ポークエキス、大豆食物繊維〕、スープ（ポークエキス、食塩、砂糖、魚介エキス、デキストリン、植物油脂、野菜粉末、粉末しょうゆ、コーンシロップ、香辛料、たん白加水分解物、ホエイパウダー、香味油、バターミルクパウダー）、かやく（キャベツ、コーン、ニンジン）／加工でん粉、調味料（アミノ酸等）、炭酸Ca、増粘剤（加工でん粉、タマリンドガム）、微粒二酸化ケイ素、香料、トレハロース、乳化剤、かんすい、カゼインナトリウム、クチナシ色素、pH調整剤、酸化防止剤（ビタミンE）、カラメル色素、（一部に小麦・乳成分・えび・いか・大豆・鶏肉・豚肉を含む）などとなっています。
主な原材料の産地は、めんの小麦粉（国内製造）がオーストラリア、日本、アメリカ、カナダ。植物油脂がマレーシア、インドネシア、タイなど。でん粉が日本です。
スープはポークエキスが日本、中国、アメリカなど。食塩が日本。砂糖がタイ、オーストラリア、日本などです。
かやくはキャベツが中国、ミャンマー、アメリカなど。コーンがアメリカで、最終加工地はベトナム。ニンジンは中国で、最終加工地は日本および中国となっています。
なお、ことわりのないものは最終加工地が日本です。
価格
縦型長崎ちゃんぽん（マルタイ）はオープン価格です。
私は例によって、激安スーパーのオーケーストアにて、98円（税抜）で購入しました。
消費税は8％ついて、オーケークラブ会員割引が3/103ありますから、計算すると103円になります。
ちょっと小腹がすいたときのおやつ・軽食、もしくはなにかにつけるものとして手軽でいいのではないでしょうか。
私は、例によって、ニチレイフーズの炒飯をつけました。
レビューを見ると、麺を食べ終わった後、残ったスープにご飯を落としてぞうすいのようにする、という提案を見ましたが、なるほどそれもあるなと思いました。
いかがですか。
以上、縦型長崎ちゃんぽん（マルタイ）は、ちもちとした麺にポークエキス、魚介の旨みと野菜の甘みをブレンドさせた白湯スープです、でした。
